カラー治療


カラー治療について

 地球そのものがシューマン共振と言って、ある一定の周波数を持っていることをご存じでしょうか?
 石などの無機物はもちろんのこと、我々人間の体も一定の周波数を持っています。また、我々の体を構成している細胞も、その細胞の働きに応じて異なった周波数を持っているものと思われます。脳や心臓、筋肉の細胞が正しく働いていると、その細胞独自の一定の周波数が認められます。

 ところで、周波数の違いによって、色が異なることはご存じでしょう。プリズムを用いて理科の実験をされているはずです。もちろん可視光を離れた周波数になると、人の目には見えなくなってしまいます。例えば、紫外線や赤外線は人の目には見えません。
 このように周波数によって色は違います。そこで、細胞(脳や心臓など)独自の周波数を色に置き換えて治療に応用しようというものが、このカラー治療(カラー療法)なのです。色といって皆さんが思い浮かべるのは黄色などの単純な原色だと思います。しかし、この治療に使用される色は何万という色の中から、その臓器に、またその病気に特異的に共鳴するカラーを選び出して使用します。また選び出された色を病気によっては5色、6色と重ね、重層カラーとして使用することもあります。

 それでは、その選び出された色をどのように使用するでしょうか。例えば、膝の痛みがあるとします。膝を構成しているものは滑膜や軟骨、筋肉、腱などです。それらのいずれかに何らかの異常が生じると痛みが出てきます。また、その痛みを生じさせる原因もウイルスや細菌であったり、冷房などによる冷え等であったりと様々です。
 そこで腱や半月板などのカラー及びウイルスや細菌のカラーを『百会(ひゃくえ)』というあらゆる経絡(けいらく)が集合する部位でオーリングによる反応を調べ、患者の体が必要とするカラーを選択します。その選ばれたカラーを膝の反応点に貼ってゆきます。

 では、カラーをその反応部位に貼付する事により、何故、痛みの改善や病気の治癒につながるのでしょう?
 その理由は未だ仮説ではありますが、痛みや病気を引き起こす異常な細胞、異常な臓器から発せられる波長に対して、カラーの波長が逆位相的に打ち消し合うのではないかと考えられています。異常な細胞から出てくる波長の是正によって、痛みや病気の改善がなされ、更にはその異常な細胞そのものに働きかけ、細胞の正常化が生じると思われます。現代科学においても、色彩の生体に対する解明は今始まったばかりであり、これから更に究明されていくことと思います。その為、まだまだ不明な点が多いのが現状です。

2000年8月8日 大木医院